《茨ぱん》天然酵母のクロワッサン パンの家ミル(つくばみらい市)

茨城新聞
2019年1月20日

外はサクサクと、中はもっちり、バターがふんわり香る「天然酵母のクロワッサン」。「天然酵母ならではの食感と香りが楽しめる」と「パンの家ミル」の田宮次男さん。天然酵母の良さを出すために素材の配合や熟成時間を試行錯誤し出来上がった。「通常は2日のところ、種を作るところから焼き上がりまで3日かけて作っている」と言うこだわりのパン。

「職人だから素材にこだわってないものはないが、あえて言わない。食べてもらって判断してもらったほうがいい」と田宮さん。高校時代、パン店でのアルバイトが進むべき道を決めた。「パン作りの難しいところに引かれた」と話す。アルバイトから数えてパン職人歴は37年。約17年前、つくばみらい市(旧谷和原村)に同店を開いた。

「特に耳が違う。耳だけ食べたくなるような歯応え」と言う食パンやリンゴがたっぷり入ったアップルパイ、クロワッサン生地とスイートロール生地を合わせた「クロワッサンスイートロール メイプルくるみ」など多種多彩なパンがそろう。こしあん、かぼちゃあんなど四つの味が楽しめる「もっちり米粉の四色クローバー」など米粉を使ったパンも手掛ける。

つくばみらい市小絹1274の39
月曜と第1、3、5火曜定休
営業時間は午前7時~午後7時
(電)0297(52)3171

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