光の駅 お出迎え 【2018 師走点描】わたらせ渓谷鉄道
下野新聞
2018年12月6日
本県と群馬県を結ぶ「わたらせ渓谷鉄道」で各駅を彩るイルミネーションが行われている。来年2月末まで。
利用者が減少する冬季の誘客を目的に、2004年から続く。各駅の沿線住民らが設置や運営を行い、日光市足尾地区の4駅(間藤(まとう)、足尾、通洞、原向)を含む全17駅を約50万球の電球で飾っている。
5日午後6時すぎ、通洞駅では柔らかな光に包まれたホームと列車が競演。乗客も車窓からの幻想的な光景を楽しんでいた。群馬県みどり市東町神戸、自営業金子計子(かねこけいこ)さん(63)は「昔ながらの駅舎が夕闇に浮かびすてきですね」と話していた。
点灯は午後5時から各駅最終列車通過まで。