男体山が初冠雪 昨年より30日遅れ

下野新聞
2018年11月26日

 宇都宮地方気象台は23日、奥日光の男体山(2486メートル)が初冠雪したと発表した。同気象台職員が目視で確認した。昨年より30日遅く、過去3番目に遅い観測となった。

 同気象台によると、過去最も遅い観測日は1975年11月28日。次いで2015年11月27日。今年の初冠雪が遅い理由について「暖かい日が続いたことはある」とする一方、「これまでに雪が降ったと思われる日があったものの、雲に覆われ目視で確認ができなかった」としている。

 日光二荒山神社によると、23日朝の男体山山頂の最低気温は氷点下9・9度まで冷え込んだ。いろは坂の明智平では風花が舞う中、大勢の観光客が訪れ雪景色に見入っていた。