淡く赤く冬便り シクラメン出荷間近 日光の園芸農家 

下野新聞
2018年11月14日

 県内の園芸農家で、お歳暮などに向けたシクラメンの出荷準備が進んでいる。

 日光市森友の永岡園芸では、33アールのビニールハウスで25種類、約2万2千株を栽培。ハウス内には赤やピンク、紫など色とりどりのシクラメンがずらりと並んでいる。

 13日はパート従業員ら10人が花びらや葉の向きを整える作業に追われていた。永岡洋倫(ながおかひろみち)社長(28)は「適度な室温や水やりの管理で5月ごろまで楽しめる」と話していた。

 出荷は今月下旬から始まり、首都圏や関西地方の市場へ届けられる。