筑波山地域ジオパーク協議会 地元業者の13品認定 弁当や菓子 全国へPR

茨城新聞
2018年10月23日

つくば市など6市で構成する筑波山地域ジオパーク協議会は、ジオパークをPRする商品を認定した。ジオパークにちなんだ弁当や菓子、酒など11業者の13品目が選ばれ、関連商品として、ジオパークのイベントや会合でPR。認定マークを付けて広く販売する。同協議会は第2弾以降の認定商品を選び、品数を増やしていく考え。

商品は今年4~6月に募集。6市に事業所があり、生産・製造・加工を行っていることが条件だ。16業者から19品目の応募があり、審査の結果、決まった。

認定されたのは、元祖つくば餃子(つくば市、龍神)▽ココムギ(笠間市、森の石窯パン屋さん)▽筑波山ジオショコラテリーヌ(つくば市、カフェ日升庵)▽つくばジオ弁当(同、レストラン・エスポワール)▽丸大豆醤油(しょうゆ)・真壁(桜川市、鈴木醸造)▽蕎麦(そば)めし・冷凍手打ちそば(同、めん工房ほさか)▽食べるあまざけ、花の井・古代米のお酒(同、西岡本店)▽おちぼ栗(笠間市、洋風笠間菓子グリュイエール)▽ジオコロッケ(龍ケ崎市、高橋肉店)▽つくばスタージョン・キャビアフィッシュミート缶詰セット(桜川市、つくばチョウザメ産業)▽みよこの七味(つくば市、神橋亭)-。

弁当からパン、キャビア、コロッケまで品目は多彩で、包装に筑波山を配したり、地元の野菜や果物、県特産豚肉ローズポークといった地場産品をふんだんに使っているのが特徴。

9月27日につくば市役所で認定証の授与式が行われ、事業者に認定証が手渡された。五十嵐立青市長は「いろいろな工夫、思いを込めて作っていただいた。しっかり商品をPRして厚みのあるジオパークの活動にしていきたい」と述べた。

認定商品は今後、市産業フェアやジオパーク全国大会でPRする。

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