夜空彩る3万発 うつのみや花火 雨で1日順延、無事開催

下野新聞
2018年8月15日

 「2018うつのみや花火大会」(NPO法人うつのみや百年花火主催)が12日、宇都宮市道場宿町の鬼怒川河川敷で開かれ、関東最大規模となる約3万発が県都の夜空を彩った。

 2007年に市民有志のボランティアで復活した大会は、今年で12回目。前日の大雨で順延となり、この日も天候が心配されたが、何とか開催に至った。

 開会式で百年花火の松本篤(まつもとあつし)会長は「多くの皆さんに支えられてきた大会が今年、関東一になった。平成最後の大会であり、最後まで楽しんでいただきたい」とあいさつ。1尺玉10発の連続打ち上げで幕開けし、ギョーザや園児の絵をモチーフにした花火や、雷をテーマにした迫力ある花火などが次々と打ち上げられ、観客を魅了した。

 同市宝木町2丁目、パート社員山本洋子(やまもとようこ)さん(69)は「歩きやすく見やすい会場に仕上がっており、スタッフの皆さんのおかげだと思う。花火もとても豪華できれい」と満喫した様子だった。

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