日光色満載 新車両PR  JR「いろは」来月デビュー

下野新聞
2018年3月23日

 JR東日本大宮支社は4~6月の大型観光企画「本物の出会い栃木デスティネーションキャンペーン」に合わせて日光線に導入する改造車両「いろは」の報道関係者向け試乗会と一般向けの車両展示会を22日、日光駅などで開き、間近に迫る運行開始をPRした。

 いろはは午前11時、関係者を乗せて宇都宮駅を出発。途中の田園地域では、線路を走る姿にレンズを向ける鉄道ファンもいた。日光駅では家族連れら約50人が列を作り、特別仕様の内装や外観の写真を撮ったり、シートの座り心地を確かめたりしていた。

 車体は「い」をモチーフにしたロゴマークを正面に、華厳の滝や男体山、中禅寺湖など日光にまつわるイラストを側面に配置。木目調の内装、配色にもこだわっている。

 日光市千本木、大垣一雄(おおがきかずお)さん(69)は孫の陽翔(はると)ちゃん(3)ら家族4人で見学し「名前も良いし、内装も落ち着いていて外国の人たちに日光のイメージがよく伝わると思う」と笑顔を見せた。

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