“日本一のフラ”奉納 潮来 万燈会で福島の高校生
茨城新聞
2017年8月15日
「第7回フラガールズ甲子園」(11日、福島県いわき市)で最優秀賞に輝いた福島県立好間高校フラダンス部が13日夜、潮来市日の出の潮音寺で奉納演奏を行った。お盆の恒例行事「万燈会」が開かれている同寺の境内で、東日本大震災からの復興を願い、“日本一のフラ”を披露した。
同校のフラダンス部は震災後の2012年、地元の復興を目的に創設。今回、震災で液状化被害の大きかった同市日の出地区の復興を支援しようと、出演を決めた。同日は部員11人が華やかな衣装でステージに登場。伝統的なフラダンスのほか、歌謡曲をアレンジした演舞も見せた。同市にちなんで「潮来花嫁さん」に合わせたフラも見せ、地元住民らを喜ばせた。
同部メンバーは「地元のいわき市も潮来市も同じ震災の被災地。共に元気に前を向いていこう」と呼び掛けた。
万燈会の奉納行事は、16日の会期最終日まで行われている。15日午後6時から慈母幼稚園児芸座と市立潮来一中・二中の吹奏楽部の演奏など、16日午後7時から馬高彦さんの二胡演奏会が開かれる。
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