白黒の世界力作20点 常陽水墨会が作品展 26日まで 茨城・笠間
茨城新聞
2025年10月22日

水墨画の研究、制作に取り組む「常陽水墨会」(河原井信一代表)の作品展が、茨城県笠間市石井の笠間公民館ギャラリーで開かれている。会員による力作20点が並び、来場者が見入っている。同展は26日まで。
同会は同市出身で日本水墨院会長の飛田硯水さんを講師に招き、2004年に設立。現在の会員は10人で、月1回勉強会を開いている。作品展は05年から行っており、今年で22回目。
出品は会員9人による30~50号の18点と飛田さんによる15号の下絵2点。会員はそれぞれ1~3点を並べた。会員の作品は鳥居が立つ磯や月明かりの海に出る船、雪景色の中を進むSLなど。
河原井代表は「作品展は定着していて楽しみにしてくれる人がいる。出品者はそれぞれ個性があり、白黒の世界の表現に持ち味を生かしてる。作品を見比べて楽しんでほしい」と話した。
午前9時~午後5時(最終日は正午)まで。