花火とSLの共演 茂木 祇園祭で町内熱狂
下野新聞
2017年7月31日
【茂木】茂木の夏を盛り上げる「祇園祭ふるさと茂木夏まつり」が29、30の両日行われ、市街地中心部は祭りの熱気に包まれた。
祇園祭は八雲神社と御嶽神社の疫病払いの祭礼。みこし渡御や山車巡行のほか、花火大会などの夏祭りを合わせて開催しており、今年は仲町が当番町を務めた。
29日は正午すぎに、若衆らが担ぐみこしが威勢よく八雲神社を出立。各町会の山車8台がおはやしと共に後に続き町内を練り歩いた。
夕方には、町内の園児らによる子どもみこし・山車パレードも行われた。
午後7時半からは小雨がちらつく中、城山公園からスターマインなど約5千発の花火が打ち上げられ、来場者は山頂から上がった迫力ある大輪の花に見入った。
真岡鉄道は花火に合わせ「SL夜行列車」を臨時運転。花火とSLの写真を撮影していた埼玉県久喜市北2丁目、会社員御子貝正仁(みこがいまさひと)さん(48)は「同時に撮影できるのは茂木ならでは。数枚だがいい写真が撮れた」と満足そうだった。
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