JR発車メロディー 群馬県内14駅で変更 ご当地曲の扱い「未定」
上毛新聞
2025年8月16日
群馬県内のJR駅で7月中旬以降、発車メロディーが次々に変わった。放送設備の更新などに伴い、14駅で変更したという。まだ変わっていない駅には地元ゆかりの「ご当地」のメロディーもあるが、JR東日本高崎支社は今後の扱いを「現時点で未定」とする。
同社によると、変更したのは高崎線から上越線の新町、倉賀野、高崎(在来線)、高崎問屋町、井野、新前橋、渋川、沼田、吾妻線の中之条、信越線の安中、横川、両毛線の前橋大島、駒形、伊勢崎の14駅。
今のところ変更されていない駅には、地域の歴史と文化を重んじた「ご当地」の特別なメロディーを使っている所がある。一例として、高崎駅の新幹線ホームでは高崎市出身のギタリスト、布袋寅泰さんの「Great Messenger」と「さらば青春の光」、前橋駅では前橋市出身の音楽教師、井上武士(1894~1974年)が作曲した童謡「チューリップ」が流れる。