北陸新幹線延伸でJR東 高崎駅ホーム上の 待合室リニューアル

上毛新聞
2024年3月20日

北陸新幹線金沢―敦賀(福井)間が16日に開業することに合わせて、JR東日本高崎支社は15日、JR高崎駅(群馬県高崎市八島町)の新幹線ホーム上にある待合室をリニューアルした。「鉄道に関わる人の想い・仕事への誇り」などをテーマに、白色や青色のシールで夜間点検に取り組む従業員や利用者の姿を描いた。

「お客さまへの感謝」もテーマの一つ。清掃やイベント開催など各種業務に取り組む従業員の様子を大胆に取り入れたほか、線路をイメージしたリボンの上を利用者が歩くことで「お客さまと鉄道を支える人のつながり」を表現した。

デザインを考案した同支社高崎建築設備技術センターの掛川佳歩さん(27)は「線路は全てお客さまのおかげでつながっているということを表現した。運転士以外にもさまざまな仕事があることを知ってほしい」と話していた。