高画質の風景写真40点 東海で「ホワイトアース展」 26日まで 茨城
茨城新聞
2025年7月24日

写真をプリントする技を極めたプロが独自の技術と方法を駆使して製作した高画質の風景写真などを披露する「ホワイトアース写真展」が、茨城県東海村舟石川駅西の東海ステーションギャラリーで開かれている。40点以上が展示されている。同展は26日まで。
同県ひたちなか市で自らの事務所「プロラボ・ホワイトアース」を経営する白土斎さん(63)が4年かけ、完成させた「三色分解方式プリント」の成果が並ぶ。コダックや富士フイルムの社員として腕を磨き、両社の競技会で1位となったこともあるという。
霧もやに包まれた微妙な色彩の山や赤が強烈なツバキの花、明るい光が差し込む竹林など、リアルな風景のみずみずしさと写真データの力を引き出す両方の技が発揮されている。白土さんは「写真をつくる世界の深さを感じて」と話す。展示は午前10時~午後6時(最終日同3時)。入場無料。