95段一気 災い吹っ飛ぶ 宇都宮 天王祭で親子みこし対面
下野新聞
2017年7月16日
宇都宮二荒山神社の末社・須賀神社天王祭の恒例行事「親子みこし対面」が15日夜、宇都宮市中心部で行われ、各町内の子どもみこし約30基が勇ましく石段を駆け上った。
同祭りは夏の疫病や災いをはらうために始まったとされている。
暑さが残る同日午後6時ごろ、子どもみこしは宇都宮城址(じょうし)公園を出発。見物客が見守る中、シンボルロードなど街なかを練り歩き、パルコ宇都宮店前の下之宮に鎮座した親みこしと対面した。
その後、子どもみこしは二荒山神社前のバンバ市民広場に移動。担ぎ手が威勢のいい声を上げながら、境内まで続く95段の石段を一気に上った。
16日には親みこしが上町、下町の順に市中心部を渡御する。
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