流鏑馬に大きな歓声 盛大にさの秀郷まつり
下野新聞
2016年8月8日
【佐野】市最大の夏祭り「第24回さの秀郷まつり」が6、7の両日、佐野駅周辺で盛大に開かれた。流鏑馬(やぶさめ)や市民総踊り、みこし巡行などが催され、市中心部は多くの観光客や市民でにぎわった。
6日は城東中に特設の馬場が設けられ、市にゆかりのある「秀郷流流鏑馬」が行われた。この流鏑馬は、藤原秀郷(ふじわらのひでさと)が泥臭い兵法に品格を備えた所作を付け加え作り上げたとされ、2008年から毎年行われている。
会場には約1千人が詰め掛け、武者の勇ましい馬上姿を見守った。射手10人が約180メートルの馬場を駆け抜けながら次々と三つの的を当てると、大きな歓声が上がった。
市役所前では恒例の市民総踊りが行われ、「さのまる音頭」「よさこい」「阿波踊り」などで盛り上がった。
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