コキア鮮やかに紅葉 6000株のグラデーション 群馬・みなかみ町の「伊賀野の花畑」

上毛新聞
2024年10月3日

休耕地を観光用に開放している「伊賀野の花畑」(群馬県みなかみ町羽場)で、ホウキグサ(コキア)約6000株の紅葉が始まった。赤と緑のグラデーションが広がり、地元有志が草刈りをして観光客を迎える準備を進める=写真。

花畑の活用を始めた小林一幸さん(75)によると、現在は約3割の株が真っ赤になった。例年は10月10日前後に一斉に色を変えるため、部分的に赤い株が見られる光景は珍しいという。

花畑に向かう町道の一部が工事中のため迂回(うかい)路を用意しているが、見頃の10月中は通行可能となる。6日は演奏や飲食が楽しめる「ほうき草祭り」、11月3日は「ほうき草でほうき作り」を予定する。