群馬のファミマで買えます! 地元の和紅茶でブラウニー 勢多農林高と洋菓子店が共同開発

上毛新聞
2024年9月30日

群馬県の勢多農林高(後藤希美子校長)と洋菓子店「スイートショップヨシダ」(群馬県前橋市)は、渋川市子持地区で栽培された和紅茶を使ったブラウニーを共同開発した。前橋、高崎、渋川市など県内のファミリーマート計42店舗で25日に販売を始めた。

課外活動で食品科学の研究に取り組む同校生徒が考案し、同洋菓子店が製造した。和紅茶は西洋紅茶に比べて渋みが少ない。和紅茶の香りが引き立つよう、チョコレートやナッツの種類を工夫した。1個250円。

和紅茶を使ったブラウニーをPRする勢多農生徒と吉田社長(左)

3年の木村智さん(17)と飯島美咲さん(17)は「優しい味なので、紅茶が苦手な方や小さい子にも気に入ってもらえると思う」とPRした。同洋菓子店の吉田隆社長(38)は「高校生と相談しながら、和紅茶の風味が生きたブラウニーに仕上がった」と話した。

「産官学金」の4者連携で地域活性化に取り組む東和銀行(前橋市)が、両者のマッチングと販路の紹介を担当し実現した。