個性的な力作36点 高萩市美術協会展 茨城

茨城新聞
2024年9月19日

茨城県高萩市の絵画愛好家らでつくる高萩美術協会の展覧会が、同市春日町のコミュニティー施設「リーベロたかはぎ」で開かれている。日本画や洋画、水彩画、彫刻といった各分野の個性豊かな力作36点が並ぶ。同展は22日まで。

日本画は同市君田地区に自生するカタクリをはじめ、ヒマワリ、スイセン、ホオズキなど四季折々の花々を描いた作品が目立つ。洋画は旅先の美しい街並みや自然が表現され、来場者の目を引く。水彩画は市内外の風景画などが並び、洋画と違った軽やかなタッチの作品が来場者を楽しませている。ブロンズ像や傘をモチーフにした木彫りのオブジェも展示されている。

同県日立市から訪れた横田一三さん(88)は「絵に個性があって良い。印象に残る作品も多かった」と笑顔を見せた。