「大字」力強く躍動 茨城・神栖で書展、力作35点

茨城新聞
2024年6月12日

茨城県神栖市内で活動する書道サークル「開眼神栖支部」の作品展が、同市波崎のはさき生涯学習センターで開かれている。昔の書家が残した古典を題材とする「臨書」や漢字一文字の「大字書」など、さまざまな書体で表現した力作35点が並ぶ。21日まで。

会場では、空中につり上げられた「為」「飛」などの力強く躍動的な大字書が目を引く。壁に展示されている掛け軸には、メンバーそれぞれが気にいった詩や和歌、漢詩の一部などをしたためている。

同サークルには40~70代の22人が所属。書道歴30年以上という支部長の榊原美恵子さんは「公募展で入選以上となった作品もたくさんある。楽しんで見てほしい」と来場を呼びかける。

午前9時から午後5時まで。月曜休館。同市内で活動する水墨画同好会の墨絵作品6点も同時に展示している。