「すっきりした味わい楽しんで」 群馬・高崎産のコーヒーに注目集まる 県内の食の駅で販売中!

上毛新聞
2024年9月19日

「食の駅」など農産物直売所を手がけるファームドゥ(群馬県前橋市問屋町、岩井雅之社長)のグループ企業が高崎市内でハウス栽培したコーヒー豆を焙煎(ばいせん)したレギュラーコーヒーが販売され、珍しい地場産として注目されている。食の駅吉岡店(吉岡町)では8月から店頭に並び、同店は「すっきりした味わいが楽しめる」と売り込む。

3年前から再生エネルギーと農業を組み合わせた「営農型太陽光発電」のハウスで、コーヒーの栽培を開始。今年、一定量を収穫できたことから、販売にこぎつけた。

価格は1袋(10グラム)540円。パッケージには「群馬県産+外国産ブレンド」と表記し、ウガンダ産のコーヒー豆とブレンドしている。アイス向けもある。

外国産が同129円で販売されているため割高感があるが、同グループのファームランド(前橋市問屋町)再エネ事業部の中山隼一課長は「国産コーヒーを販売する店はそうそうない。ぜひ一度、飲んでみてほしい」と呼びかけている。

同店の他、前橋店、前橋南店(以上同市)、スマーク伊勢崎店(伊勢崎市)、伊香保店(渋川市)で数量限定で扱っている。