道の駅グルメで全国2位!「赤城牛のローストビーフ丼」、道の駅まえばし赤城(群馬・前橋市) 

上毛新聞
2023年11月20日

京都府で開かれた全国の「道の駅」のグルメを集めた「道―1グランプリ2023 復活祭」で、道の駅まえばし赤城(群馬県前橋市)内にある地産地消食堂アカギメシの「赤城牛のローストビーフ丼」が、準グランプリに輝いた。同店のマネージャー、新津泰宏さん(46)は「頂点を目指していたので悔しいが、全国に通用する実感は得られた。次回はグランプリを目指したい」と話している。

同グランプリは11、12の両日、京都府京丹後市で4年ぶりに開かれた。ローストビーフ丼は、鳥山畜産食品(渋川市)の赤城牛を使用。ほどよくサシが入り、ローストビーフに最適の牛肉を生かし、企業秘密というソースが上品な甘さを引き立たせる。米や卵など、使用する食材のほとんどが県産という人気メニューだ。

グランプリは道の駅活性化や地域創生を目的に開催。今年は全国約30の道の駅から応募があった。この中から実行委員会が、地元食材の使用やオリジナル性といった審査基準を基に12府県の15駅を選定。会場で自慢のグルメを競い合った。

順位は来場者の投票で決まり、グランプリは道の駅かさま(茨城県笠間市)の「笠間和栗0.5ミリ極細モンブラン」、3位は道の駅土佐さめうら(高知県土佐町)の「土佐あかうしの牛串炭火焼き」だった。

まえばし赤城駅長の星野圭佑さん(44)は、「県産の食材をふんだんに使ったメニューが全国で認められたことをうれしく思う。ぜひ道の駅まえばし赤城へ味わいに来てほしい」と呼びかけている。

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