心尽くしの懐石弁当、1食6000円 田園プラザが限定で提供 群馬・川場村

上毛新聞
2023年9月26日

道の駅「川場田園プラザ」を運営する田園プラザ川場(群馬県川場村萩室、永井彰一社長)は、主にインバウンド(訪日客)を対象にした弁当「武尊懐石(ほたかかいせき)」の販売を期間限定で始めた。プラザ内で一番高い丘まで電動カートで移動。村内を一望でき、晴れた日には武尊山も見える場所から食事が楽しめ、非日常を味わうことができる。10月22日まで。

主菜は肉か魚を選ぶ。3段重に、県産のローストビーフや村産ニジマス「ギンヒカリ」のお造り、天ぷら「海老のおかき揚げ」など盛りだくさん。村のブランド米「雪ほたか」を土鍋で炊いたご飯もある。石田樹貴料理長(47)は「半年かけて開発したメニュー。地場産の食材をふんだんに使い、真心を込めて作った」と話した。

PRでは交流サイト(SNS)を活用。海外のインフルエンサーを起用し、訪日客の需要を掘り起こす。同社によると、最近はコロナ禍前よりも訪日客の来場が増えているという。

6千円(飲み物は別途)。3~6人の1日1組限定。雨天時はホテル田園プラザのレストランとなる。1週間前までの要予約。問い合わせは道の駅(☎0278-52-3711)へ。

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