栃木県民の95%が好き!実は誰からも愛される果物「梨」…では、みんなが一番好きな品種は?
栃木県にも産地がある梨は、夏から晩秋にかけて旬が続く人気の果物です。下野新聞社のデジタルサービス「とちぽ」では梨に関するアンケートを行い、栃木県民の“梨好き度”を探りました。
■「嫌い」はわずか0.4%
アンケートは8月15日~9月11日、「とちぽ」のLINEアカウント上で実施し、1,584人が回答しました。
「梨は好きですか」との問いに、なんと95.8%が「好き」と回答。「どちらでもない」が3.8%で、「嫌い」はわずか0.4%という驚きの結果でした。
いちご、桃、みかん…。人気の高い果物は数あれど、ここまで万人に好かれている果物はほかにないのではないでしょうか。
■3位に栃木県産ブランド
一口に梨と言っても、季節によって市場に出回る品種は異なります。では、そんな梨好きの栃木県民が推す「一番好きな梨の品種」は何でしょうか。
1位:「幸水」
やはり1位に輝いたのは、品種別生産量でもナンバーワンの「幸水」。回答者の半数を超える52.3%から支持を集めました。
シャリシャリとした食感に、しっかりとした甘さとみずみずしさが感じられる、まさに“王道”の味。梨といえば幸水、という人も多いのではないでしょうか。
収穫時期は、主に8月上旬~9月上旬とされています。旬のうちにおいしい幸水をたくさん食べておきたいところです。
2位:「豊水」
幸水と並んで代表的な品種「豊水」は21.3%で2位。幸水と比べると、果肉は柔らかく、ほどよい酸味もあるのが特徴です。
収穫時期は8月下旬~9月下旬頃で、幸水よりもやや遅め。この時期であれば、食べ比べを楽しむのもよさそうです。
3位:「にっこり」
3位には、全国上位の生産量を誇る“梨どころ”栃木県産のブランド梨「にっこり」がランクイン。11.3%の支持を得ています。
大ぶりで、ジューシーな甘みがあるのが特徴です。食べると思わず「にっこり」してしまう、というのが名称の由来で、終盤の10月中旬~11月下旬に出荷されます。
4位以下は…
4位以下の品種は次の通りです。
4位:あきづき
5位:新高
6位:南水
6位:かおり
7位:二十世紀
8位:なつしずく
9位:王秋
9位:八達
9位:おりひめ
9位:甘太
みなさんは、いくつの品種をご存知でしたか。こんなにたくさんの梨の品種が開発されているということは、それだけ梨好きの人が多いということを表しているのかもしれません。
■直売所・農園で購入が7割
最後に「梨をどこで購入することが多いですか」という質問もしました。
1位は直売所で40.1%。2位は梨園(果樹園)が31.0%で、合わせると7割を超える結果となりました。
スーパーは3位で23.8%。さすがは梨の産地と言うべきか、栃木県民は直売所や農園で“穫れたて”を購入している人が多いようです。
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なお、無作為抽出で民意を把握する世論調査ではありません。