土浦市立図書館が100周年記念し行事 10~11月 茨城

茨城新聞
2024年9月13日

茨城県土浦市大和町の市立図書館開館100周年を記念した行事が10月1日から11月30日までの2カ月間、市内で開かれる。期間中は絵本作家によるワークショップや音楽ライブ、100年を振り返る写真展示などが実施される。

同図書館は1924年、土浦町役場内に開館した。施設の老朽化に伴い、2017年にJR土浦駅前に移転した。

図書館の利用促進やまちのにぎわい創出を狙いに、さまざまなイベントが繰り広げられる。「100かいだてのいえ」の作者で、絵本作家のいわいとしおさんのワークショップは10月5日午前10時半からと午後2時半からの2部制で実施。小学生以下の親子が対象で、各回25組50人。はさみ、クレヨン、油性の黒フェルトペン、セロハンテープ、水性マーカーや色鉛筆などを持参する。申し込みは9月14日から同図書館ホームページで先着順で受け付ける。

県立土浦一高出身で松本清張賞を受賞した小説家、千葉ともこさんの講演会「図書館とわたし-百年つながる図書館の未来へ」は10月26日午後1時半から、市民ギャラリーで開催。サイン会や安藤真理子市長とのトークショーも予定している。先着60人。申し込みは9月12日に始まっている。同図書館(電)029(823)4646。