節目の入場者は…、歴史好きな小学4年生ら奈良県の家族5人 群馬・富岡製糸場の入場者数が800万人に!

上毛新聞
2024年8月5日

世界文化遺産の富岡製糸場(群馬県富岡市)の入場者数が7月31日、累計800万人に達した。製糸場で記念式典が開かれ、来場者がくす玉を割って節目を祝った。

800万人目の入場者となったのは、奈良県橿原市の会社員、森家清仁さん(39)の一家5人。歴史が好きな小学4年の長女、愛空さん(9)の発案で初めて訪れた。愛空さんは「(くす玉開きは)どきどきしたけど良い思い出になった」とうれしそうだった。

式典で富岡市の榎本義法市長は「これからも訪れた方に喜んでもらえる施設を目指し、900万人、1000万人に到達するよう努力していきたい」と力を込めた。

入場者数は、2005年に市が一般公開を始めてからの累計。10年に100万人、16年に500万人に達し、21年に700万人に到達していた。