ヒメギフチョウ幼虫展示 ぐんま昆虫の森(群馬・桐生市)

上毛新聞
2024年5月29日

群馬県指定天然記念物で絶滅が危惧されているヒメギフチョウの人工飼育を今年から始めた群馬県立ぐんま昆虫の森(群馬県桐生市)が、同施設で幼虫を特別展示している。さなぎになる6月初旬まで観察できる=写真

群馬県渋川市のヒメギフチョウ41匹が4月下旬に249個の卵を産んだ。このうち146個を同市が管理し、残り103個が昆虫の森に移された。ふ化率は約6割で昆虫の森では60匹を飼育している。金杉隆雄主幹昆虫専門員は「7日ほどでさなぎになる『5齢』と、その一つ前に当たる『4齢』の幼虫を展示している」と説明する。

午前9時半~午後4時半。一般410円など。問い合わせは昆虫の森(☎0277-74-6441)へ。

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