《食いこ》まる芋カフェ(茨城・古河市)

茨城新聞
2024年5月19日

■芋とコーヒー 味の共演

今年1月にオープンした茨城県古河市下辺見の焼き芋とスペシャルティーコーヒー専門店「まる芋カフェ」。品種と県内の産地を選び抜いたサツマイモの焼き芋や多彩なスイーツメニューを楽しめる。

コーヒーは高品質の粒よりを産地から取り寄せたスペシャルティーコーヒー。焼き芋の甘さに苦みと繊細な酸味のスペシャルティーコーヒーが舌の上で出合ったとき、幸せな気分に浸れること請け合いだ。

お店の基本コンセプトについて「『茨城の食の物産店』を目指しています。その中でも、店名にあるサツマイモ、それも県産ものの本当のおいしさを皆さんに届けたい」と話すのは重山純樹店長(28)。

その言葉通り、同店では県産の「紅はるか」「天ノはるか」「すずほっくり」の3種の焼き芋を販売している。品種ごとに最適な焼き方を選んだり、スイーツや料理に合った加工方法を模索している。

焼き芋に加えプリンやチーズケーキ、イチゴ練乳など各種かき氷も提供する

表面を焦がした芋のクリームブリュレ、しっとりとした口当たりと控えめな後味の芋モンブラン、これからの季節に人気を集めそうな芋蜜ミルクかき氷など、生産者が丹精込めて育て上げたサツマイモのおいしさを、最大限引き出す工夫を重ね、オリジナリティーを追求している。イチゴソースのチーズケーキや奥久慈卵のプリンも人気だ。

重山店長、実は農産物王国・北海道の出身だが「茨城に来て、本当においしい素材が多い印象を受けた。工夫の余地も大きい。なぜもっとPRして売り込まないのか」と不思議がる。

ソファ席や個室でゆったりと過ごせる店内

お店のもう一つの売り、スペシャルティーコーヒーは味や香りなど、一定の評価基準を満たし、コーヒー豆の生産体制、品質管理が徹底された品質上位5%の生豆のこと。香り豊かで希少性が高く、産地、生産者をたどれるのが特徴で、「豆はブレンド、シングルなど5~6種類」(重山店長)を取りそろえている。

「本日のサイフォンコーヒー」としてお薦めの一杯もある。いずれも注文に応じてバリスタがその都度豆をひき、サイホンで丁寧に入れる一杯は、ホットでもアイスでもそれぞれの香り、味わいを十分堪能できる逸品だ。

■お出かけ情報
▽古河市下辺見2704
▽営業時間は午前10時半~午後7時
▽定休日なし
▽(電)0280(28)0032
▽インスタグラムのアカウントは@maruimo_cafe

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