宇都宮インターパーク「カトレアガーデン」全店閉店へ テナント契約満了で20年間の営業に幕
栃木県宇都宮市インターパーク4丁目の複合商業施設「カトレアガーデン宇都宮南」が営業を終了することが16日、分かった。入居する約20店舗全店が5月10日までに閉店し、11月中旬にかけて建物の解体工事を実施する。
テナント企業との契約期間が同日で満了を迎えるため、営業終了を決めたという。跡地の利活用について、施設を管理する大和ハウスリアルティマネジメント(東京都千代田区)は「答えを差し控える」と明らかにしていない。
⇒みんみん、かましんが宇都宮市中央卸売市場の一般向けエリアに出店へ 再整備の交渉権者が決定
同施設は2004年10月にオープンした。敷地面積は約5万4000平方メートル。同市南部の商業集積地に立地し、近くには「FKDショッピングモール宇都宮インターパーク店」や「ジョイフル本田宇都宮店」などもある。
北関東自動車道宇都宮上三川インターチェンジや新4号国道からのアクセスも良く、ベビー用品専門店「ベビーザらス」や100円ショップ「ダイソー」のほか、スーパーや飲食店、歯科医院、ゴルフショップなど多様な店舗が入居する。約1000台分の駐車場を備え、休日を中心に多くの家族連れらでにぎわっていた。
施設は大和ハウスリアルティマネジメントが土地所有者と借地契約を結んで建物を建て、テナント企業に貸し出していた。テナントとして入居していた店舗の一部は、近隣に移転し営業を継続する。
⇒イケア、ロッキン、スノーピーク…2024年は北関東が熱い 群馬・茨城・栃木の観光ニュース12本を先取り
地図を開く | 近くのニュース |