<栃木・県北グルメ>南国食堂マムアン(那須塩原)ハーフ&ハーフ スパイスの効いた辛さが◎

下野新聞
2024年4月14日

口の中のヒリヒリ感と異国情緒あふれる店内の音楽が相まって、南国気分を味わえる。辛党にはうってつけの店だ。

10種類のスパイスや豚ひき肉を炒めた、ドライカレーのような見た目のタイ南部料理「クアクリンムー」と、厚揚げ、たくあん、ニラ、もやしなどと米粉麺を炒めた甘酸っぱい風味の「パッタイ」。

店主の益子伶奈さん(41)お薦めの組み合わせだ。食べ進めるほどにスパイスの効いた辛さが主張してくる。汗が吹き出し、水も進む。

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米料理にはタイ米の中でも最高級といわれるジャスミンライスを使用。全てにおいて既製品を使わず、手作りにこだわる。

益子さんは高校の卒業旅行から毎年のようにタイに行き、居住経験もある。15年ほど前に帰国してからも「タイに関わる仕事がしたい」と、都内で料理を学び、2019年8月に開業。店名の「マムアン」はタイ語で「マンゴー」。「タイのマンゴーが好きだから」と理由はシンプルだ。

ベトナム料理も提供している。「苦手意識があっても食べやすく調整できるので、一度足を運んでもらえれば」と呼びかける。

▼メモ ハーフ&ハーフは1200円▽栃木県那須塩原市上厚崎377の55▽営業時間 午前11時~午後6時(ラストオーダー5時)▽定休日 金曜、不定休あり▽(問)0287・74・6669。店舗インスタグラム(@nangoku.mamuang

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