茨城県に台湾観光賞 交流促進の貢献評価
茨城新聞
2024年3月4日
台湾の観光振興に貢献したとして、茨城県が、台湾交通部の「台湾観光貢献賞」を受賞した。展示即売会「いばらき大見本市」の開催をはじめとした2023年の台湾との相互交流促進の取り組みが評価された。県が同賞を受賞するのは初めて。
同賞は毎年、台湾の観光振興に貢献した団体や企業に、部門ごとに授与されている。台湾交通部は日本の国土交通省に相当する。
県は昨年2月、台湾で最も集客力の高い「ランタンフェスティバル」に出展。合わせていばらき見本市を主催し、台北市で「ジャック広告」を展開するなど茨城県のPRに努めた。
このほか、茨城空港の台北便運航、現地のサイクリング振興団体との観光友好協定の締結などを進め、現地との積極的な交流促進を図った。
受賞部門は「台湾観光プロモーション」。授賞式は2月22日、台北市で開かれ、県を代表して横山征成副知事が王国材交通部長からトロフィーを受け取った。
受賞に当たり、大井川和彦知事は「台湾向けの各種プロモーションを積極的に実施してきた本県としては、今回の受賞を喜ばしく感じている。本県と台湾との経済交流をさらに促進していく」とコメントした。