絶景眼下に4分の小旅行 那須ロープウェイ運行開始

下野新聞
2017年3月19日

 【那須】那須岳(茶臼岳)の7~9合目を結ぶ東野交通「那須ロープウェイ」が18日、今季の営業運行を始めた。利用客は山肌の残雪が織りなす眼下の景色を眺めながら、約4分間の小旅行を楽しんだ。

 この日は山頂駅付近(標高1684メートル)の強風の影響で、午前9時に予定していた山麓駅発の運行を中止。昼すぎから風が弱まり、午後1時20分発の便から運行を始めた。

 今季はJRグループの「デスティネーションキャンペーン」(DC)のプレ企画の一環で、町観光協会が主催するイベントとして4~6月の満月の日にゴンドラを夜間特別運行させることも決まっている。

 埼玉県飯能市稲荷町、会社員池田一輝(いけだかずき)さん(32)は「一度、夏に来ていたので冬の景色が見たかった。眼下に広がる雪の模様が素晴らしかった」と話していた。

 営業は11月14日まで。

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