<栃木・県南グルメ>蔵の街中華Diningやまじん(栃木)正統派担々麺 心地よい香りと辛さ「まさに王道」

下野新聞
2024年2月4日

ごまの香り高い濃厚な芝麻醤(チーマージャン)と、数種類の香辛料や唐辛子を組み合わせた心地よい辛さの自家製ラー油。1番人気の「正統派担々麺」(900円)はまさに王道の味わいを楽しめる。

それもそのはず、支配人北條勝之さん(50)は、担々麺を日本に広めた故陳建民さんの「四川飯店」グループで長く学んだ経歴を持つ。昨年11月、それまでのギョーザバルをリニューアルした。

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新たなコンセプトは「リーズナブルな本格中華料理」。両立が難しいテーマだが、名店の流れをくむ味を地域で気軽に味わってもらおうとあえて挑む。

昼は麺やギョーザ、チャーハンなどのラーメン店スタイル。担々麺は本場中国式の「汁なし正宗担々麺」(900円)、オリジナルの「坦々つけ麺」(950円)も選べる。

夜は四川飯店仕込みのエビチリやマーボー豆腐などの一品料理から、クラフトビールまでそろう。3300円からのお得なコースも用意した。店内には最大20人入れる個室もあり、宴会にも対応できる。

「地域の皆さんに喜んで本格中華を味わってもらえれば」とオーナーの染谷統由さん(52)。店名の「やまじん」は、染谷さんの祖父甚作さんが営んでいた問屋の屋号だとか。

▼メモ 栃木県栃木市箱森町47の1。午前11時半~午後2時半、午後5~10時。月曜定休(祝日の場合翌日)。(問)0282・25・6768。公式Instagram(@ya.ma3619

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