思わず笑顔になる「生き物」800点を展示 福祉施設利用者と作家が共作 群馬・高崎市
上毛新聞
2024年1月18日
都内の美術作家、YORIKOさん(36)が群馬県の福祉施設利用者と制作した作品の成果展示が13日、高崎市問屋町のビエントアーツギャラリーで始まった。「生き物」を題材にした原画や立体など約800点を紹介している。2月12日まで。
「群馬の山々にいる(かもしれない)生き物たち」がテーマ。原画をもとに陶芸粘土で立体にし、群馬の山と湖でご機嫌に暮らす様子を表現した。YORIKOさんは「思わず笑顔になるようなユーモアたっぷりの作品を楽しんでほしい」と目を細める。
全国の芸術家が県内に滞在しながら創作する県の事業「AIR(アーティスト・イン・レジデンス)アートプロジェクト」に参加。昨年10~12月に14日間滞在し、前橋、高崎、中之条3市町の3カ所の福祉施設の利用者72人と協働して制作した。
午後0時半~6時半。入場無料。火~金曜は休館。問い合わせは同ギャラリー(☎080-9542-5241)へ。