300倍サイズの巨大焼きまんじゅうを奉納 伊勢崎神社(群馬・伊勢崎市)で「上州焼き饅祭」

上毛新聞
2024年1月16日

巨大な焼きまんじゅうを奉納する新春行事「上州焼き饅祭(まんさい)」が、群馬県伊勢崎市の伊勢崎神社(斎藤道彦宮司)で開かれた。通常サイズの300倍のまんじゅうに巫女(みこ)がみそだれを塗るパフォーマンスが披露され、香ばしい匂いが境内に漂った=写真。

神事に続き、直径55センチのまんじゅうに年男年女の4人が「百」「豊」「昇」「縁」と1文字ずつ記した。4個を大きな竹串に刺し、網で挟んで炭火の上に移した。巫女は市観光特使「ひまわり」の3人が務めた。

いせさき焼きまんじゅう愛好会(井上泰一(よしかず)会長)が初市に合わせて毎年実施。コロナ禍を経て、切り分けた焼きまんじゅうを来場者に配る「福分け」を4年ぶりに行った。