「推し埴輪」いるかな　群馬県立歴史博物館で企画展

全国でも有数の「埴輪（はにわ）王国」の群馬県で出土した埴輪を紹介する企画展が1月28日まで、県立歴史博物館（高崎市）で開かれている。「笑う埴輪」や「人が乗る裸馬」をはじめ、個性豊かな計69点が紹介されており、来場者が古代ぐんまに思いをはせている＝写真。

2018年に開いた県内出土の埴輪を対象にした「HANI―1グランプリ」で上位入賞した埴輪を一堂に展示。学芸員の深沢敦仁さん（55）は「自分だけの『推し埴輪』をぜひ見つけてほしい」と話した。

子どものための特集展示「昭和のくらし」を同時開催。午前9時半～午後5時。一般500円、大高生250円、中学生以下無料。問い合わせは同館（☎027-346-5522）へ。