足軽になって「金の道」を歩こう 12月に群馬・安中市でウオークイベント

上毛新聞
2023年11月20日

佐渡島(新潟県)の金銀を江戸に運んだ街道「金の道」を、当時をイメージした衣装で歩くイベント「『御金荷(おかねに)の道』ウオークin安中」(安中市後援)が12月2日、群馬県安中市で行われる。22日まで参加者を募集している。

市役所松井田支所を午前10時15分に出発し、旧中山道沿いに旧碓氷郡役所まで約12キロ、足軽などに扮(ふん)して史跡を巡り歩く。所要時間は約4時間半。参加無料で軽食を提供し、希望者には衣装も無料で貸し出す。定員(50人)に達し次第締め切る。

佐渡島の金銀は北国街道を通り、追分宿(現在の軽井沢町)からは中山道を経て江戸に運ばれた。江戸幕府の財政を支え、「馬150頭が金銀200箱を運んだ」という記録も残る。

「佐渡島の金山」の世界遺産登録を目指す新潟県佐渡市が主催。イベントは同県内2カ所(同市、出雲崎町)に続く開催で、都内でも行う。

詳細、申し込みは「金の道」ホームページへ。問い合わせは新潟日報社統合推進センター内の金の道事務局(☎025-385-7473)へ。

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