天球劇場映像鮮やか プロジェクター更新 茨城・日立シビックセンター

茨城新聞
2023年10月18日

茨城県日立市幸町の日立シビックセンター天球劇場は、プラネタリウムのプロジェクターを12年ぶりに更新した。星座の線や絵、宇宙の映像などを映し出す機器で、レーザー光源を使ってより鮮明で色鮮やかな映像が見られるようになった。同劇場では解説に使う市内の写真も新たに追加し、来館者に楽しんでもらう。

プラネタリウムは恒星や惑星などを再現する複数の投影機と映像を映し出すプロジェクターが使われる。同劇場は2011年からランプを光源にしたプロジェクターを使用していたが、老朽化のため、今年9月に更新した。工事費総額は約2800万円。

解説用の写真は国民宿舎鵜の岬(同市十王町伊師)からの景色を新たに追加。8月末に施設屋上から撮影し、伊師浜海岸も写した。同センター屋上から見た市街地の景色も最新版を撮影した。ライブ解説やプラネタリウム番組の冒頭で使われる予定。