八ッ場ダム(群馬・長野原町)の点検用階段を駆け上がれ 10月にレース初開催
八ツ場ダム(群馬県長野原町、堤高116メートル)の階段を駆け上がるレース「第1回やんばスカイラン」が10月8日、同所で初めて開かれる。ダム点検用のフーチング階段(高さ79メートル、316段)を出場者だけに特別開放。ダムの上まで駆け上がるスピードを競う。日本スカイランニング協会代表理事、松本大さん(嬬恋村)らでつくる合同会社「スカイランニングジャパン」(長野県上田市)が主催。国土交通省利根川ダム統合管理事務所の協力で実現した。
1本勝負の「シングルアタック」は初心者向けで、小学生から参加可能。2本勝負の「ダブルアタック」は上級者向けで、中学生以上が対象。30秒おきに1人ずつスタートする。
当日は、高層ビルやタワーなどの非常階段を駆け上がる速さを競う「ステアクライミング」という都市型ランニング種目でしのぎを削る、国内トップ選手15人が参戦予定。
事務局によると、踊り場の回り方、手すりのつかみ方といったトップ選手ならではのパフォーマンスが見どころという。事務局は「長い階段を軽快に駆け上がっていく姿は圧巻で、観戦もお薦め。一般出場者はマイペースで構わないので、運動不足の人もぜひ挑戦して」と呼びかけている。
エントリー期間は24日まで。両部門合わせて先着200人。詳細は大会ホームページで。
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