栃木・矢板の秋の風物詩「やいた花火大会」開催へ 一般客を入れての実施は5年ぶりに

下野新聞
2023年9月11日

栃木県矢板市の秋の風物詩「やいた花火大会」が10月14日、矢板市矢板の道の駅やいた周辺で開催される。新型コロナウイルスなどの影響で、一般客を入れての実施は5年ぶりとなる。実行委員会は今月19日まで協賛金を受け付けている。

大会は2019年は台風19号、20、21年はコロナ禍で中止、22年は協賛関係者らのみの観覧で行った。

14回目となる今回は、打ち上げ場所をこれまでより約100メートル南西に移す。数カ所で一気に速射連発する「ワイドスターマイン」と4~8号玉約5千発を打ち上げる。

午後6時半、打ち上げ開始。会場に無料の「観覧スペース」、協賛者向け「特別招待席」(10万円)、「協賛者席」(1万~5万円)を設ける。また、協賛金千円から大会プログラムに名前を掲載する。

千野根友和実行委員長(50)は「特にコロナ禍で我慢していた子どもたちのご褒美になれば。花火大会は市内で唯一の大きなイベントで、継続していきたい。市民のますますの協力を頂ければ」と話す。(問)実行委事務局(市商工会内)0287・43・1755。

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