栃木・芳賀の開発拠点で4年ぶり「ホンダ祭り」 地元特産品やLRT開業のPRも
栃木県芳賀町下高根沢の芳賀・高根沢工業団地にあるホンダ四輪開発センター特設会場で3日、「Honda創立75周年記念23栃木祭り」が開かれた。町商工会や町内事業者も出店し、特産品や次世代型路面電車(LRT)宇都宮芳賀ライトレール線をPRした。
「Honda祭り」は地域住民や従業員の家族らが大勢訪れる毎年秋の恒例イベント。新型コロナウイルス禍による中断を経て4年ぶりに開催された。
テストコースでの同乗体験やトークショーなどさまざまな催しがあったほか、同社の創立75周年を記念した製品展示なども行われた。
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町内からは飲食店や団体が10のブースを出した。町商工会はLRT開業記念ロゴ入りエコバッグを配った。町内の30~40代の農家6人でつくる「HAGA農KER’S(ハガノーカーズ)」はナシ「豊水」やナシソーダ、アスパラガスの肉巻きなどを提供した。
ノーカーズの岡田泰行さん(44)は「県外の方も多く来ており、シーズンを迎えた特産のおいしいナシをPRできた。LRTも開通したので知られていない芳賀町の魅力をもっと広めたい」と話した。
会場内には宇都宮市や宇都宮工業高などよるLRTブースも用意され、ペーパークラフトやミニLRT走行などを実施した。