栃木・真岡で4年ぶりに「もおか木綿踊り」 流し踊り、パレード…3万5000人が楽しむ

下野新聞
2023年8月21日

「真岡の五大祭り」の一つ「もおか木綿踊り」が19日夜、栃木県真岡市中心部の荒町本通りで行われた。約3万5千人(主催者発表)が来場し、市内団体などの踊りを楽しんだ。

中心市街地の活性化などを目的に、実行委員会が毎年開催する。新型コロナウイルス禍で中止されていたため、4年ぶり。

今年は市内のダンスチームや商工団体など24団体が参加。ダンスの発表会「ダンスフェスティバル」の後、メインイベントの「流し踊り」が実施された。

参加者は団体ごとに隊列を作り、浴衣や法被姿で息の合った踊りを披露、最後にはサンバグループによるパレードも行われた。

会場の通り沿いで薬局を営む薬剤師松本智子さん(67)は「久しぶりに解放された感じで楽しめた。若い方もたくさん来てくれてよかった」と喜んでいた。

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