中禅寺湖、ヒメマス保護で地引き網漁 日光

下野新聞
2015年9月18日

 【日光】ヒメマス保護を目的とした地引き網漁が17日、中禅寺湖の菖蒲ケ浜(しょうぶがはま)で行われ、地元の中宮祠中の2年生2人も体験参加した。

 ヒメマスは湖を3年間回遊した後、産卵のため生まれた川に遡上(そじょう)する。中禅寺湖漁協は毎秋、ヒメマスを捕獲して卵を人工ふ化させ、翌春に稚魚を放流している。同校や中宮祠小の子どもたちも例年、総合学習として一連の作業に加わっている。

 雨が降る中、参加した関大耀(せきたいよう)君(14)と堀口明日香(ほりぐちあすか)さん(14)は、漁協組合員と一緒に懸命に網をたぐり寄せた。

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