デゴイチ、真岡に到着 11月29日お披露目 キューロクとペア展示へ
下野新聞
2015年9月18日
【真岡】市が静岡市から無償で譲り受けたSL「D51-146号」(D51)が17日、台町のSLキューロク館に到着した。県内自治体がD51を所有するのは初めて。
譲り受けたD51は1936年製で重さ約90トン。室蘭本線と函館本線で運行され、75年に引退し、76年から静岡市で展示されていた。
車体は15日夜に静岡市葵区の城北公園を出発、17日午前5時半ごろ、同館に到着した。今後同所で塗装などの修繕作業を行う。真岡市の担当者によると、分割されたD51を見られるのは珍しいという。11月29日に開かれる恒例の「SLフェスタ」で正式にお披露目される予定。それ以降は、同館西側に常設展示される。
同館の岩見和男(いわみまさお)館長(67)は「修繕後、D51はキューロクと並べて展示する。集客につながることを期待している」と話した。
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