田んぼアート　自然と魚釣りでPR　群馬・川場村

群馬県川場村萩室の薄根川に架かる「ふれあい橋」下の水田に、「フィッシング」をイメージした田んぼアートが浮かび上がり、つり橋を歩いて渡る観光客らを楽しませている＝写真。

田んぼアートに取り組む村民グループ「縁人（えんじん）」（太田龍之介会長）が、図案を変えて毎年実施。今年は橋の近くのマス釣り場をはじめ、自然豊かな中で魚釣りが楽しめる村の魅力を発信しようとデザインした。

約1500平方メートルの水田に6月初めにメンバーらが2種類の苗を植えた。緑のコシヒカリと濃紫の稲で魚を釣り上げる様子をピクトグラムのように描き、「HiT」の文字を加えた。

稲刈りをする10月上旬まで楽しめる。太田会長（34）は「ぜひ出かけて見てほしい」と呼びかけている。