温泉街彩る幻想の光、キャンドル1300個並べ演出…群馬・草津町で「夢の灯り」

草津温泉街をキャンドルで彩るイベント「夢の灯り」が3日夜、群馬県草津町の湯畑近くで行われた。光泉寺の石段と白旗源泉前に計約1300個のキャンドルが並べられ、幻想的な風景が訪れた観光客を魅了した。

草津温泉旅館協同組合や同温泉観光協会などが協力してキャンドルの設置や点灯を行った。一部のキャンドルを消して同温泉のキャラクター「ゆもみちゃん」を浮かび上がらせると、観光客が写真撮影を楽しんだ。

イベントは2011年に始まり、隔週土曜日や連休に実施されていたが、コロナ禍で中止され、3年ぶりの開催。同組合の黒岩裕喜男理事長は「コロナ以前とは違うやり方になるかもしれないが、草津温泉の人気を維持できるようにしていきたい」と語った。