三つ星シェフの本格フレンチが「まえばしガレリア」(群馬・前橋市)にオープン
群馬県前橋市の中心市街地に開設された複合施設「まえばしガレリア」(同市千代田町)に、フレンチレストラン「cépages(セパージュ)」が6月1日、オープンする。群馬の食文化や食材を取り入れた本格的なフランス料理を、上質なワインとともに提供する。
セパージュは、フランス語で「品種」の意味。ワイン用語ではブドウの品種やブレンドの割合を指す。都内のミシュラン三つ星フレンチでスーシェフ(副料理長)などを務めてきた石橋和樹さん(35)が、シェフに就いた。都内のフランス料理店でシェフソムリエとして活躍した内藤大治朗さん(36)は、マネジャー兼ソムリエを担う。
群馬県の郷土食「焼きまんじゅう」をアレンジし、独自配合の生地にフォアグラのテリーヌと高知県の黒蜜「ボカ」を組み合わせた料理や、長崎・対馬産のアオリイカに群馬・前橋産のカブを合わせた前菜、群馬の十石みそをソースに取り入れたカモ肉のメインなどを提供する。料理に合わせたワインのペアリングコースも用意する。
レストランを運営するGRAPES(グレープス、東京都)は「アートとデザインによる地域活性化が進む前橋で現代アートを楽しんだ後、料理とワインのマリアージュというアートを楽しんでほしい」としている。
価格は、おまかせコース(12皿前後)が3万3000円(サービス料別)。営業は午後6~8時半(バーは同9時~翌午前0時)。水曜定休で、ほかに月に2日不定休がある。
予約と問い合わせは同店インスタグラム(https://www.instagram.com/cepages_restaurant/)へ。