高崎駅に食のセレクトショップ、「ハナガタヤ」がオープン 駅弁やパン、田園プラザのチーズも
JR東日本クロスステーションリテールカンパニー(東京都渋谷区、白石敏男カンパニー長)は4月20日、群馬県の土産、弁当などを取り扱う店舗「HANAGATAYA(ハナガタヤ)高崎」を高崎駅構内の新幹線改札口近くに開業した。
同社はJR東日本の完全子会社で、駅構内のコンビニエンスストアや専門店を運営する。ハナガタヤの業態は、地域こだわりの逸品を集めた食のセレクトショップといい、全国16店舗目で県内は初出店となる。
旧びゅうプラザの跡地を活用し、店舗面積は260平方メートル。同業態で初めてイートインコーナーを設置した。群馬県の地酒やクラフトビールを100種類以上扱うほか、土産用のだるま、菓子類、駅弁、新鮮野菜などが並ぶ。道の駅「川場田園プラザ」(川場村)のアップルパイやチーズ、「浅野屋」(長野県)のパンなど現地でしか買えない商品も取りそろえる。
来店客からも期待の声が上がった。高崎モントレーで飲食店を経営する鈴木百合子さん(66)=安中市=は「地元の酒類が豊富。仕事で朝が早いので、飲食できる場所があるのはありがたい」と話し、出張が多いという飯塚俊徳さん(57)=高崎市=は「ビジネスマンにとって土産選びをするのにちょうど良い広さ。新幹線の改札に近く、利便性も高い」と喜んだ。
同社は「イートインコーナーでは角打ち(立ち飲み)も楽しめる。多くの人に利用してほしい」と呼びかける。
21日午前10時~午後7時に日本酒の試飲会を開く。県産酒造好適米「舞風」や県産酵母を使い、県内の16酒蔵が仕込んだオール群馬の地酒16種類を味わえる。
営業時間は午前8時~午後9時。問い合わせは同店(☎027-335-9422)へ。
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