《茨ぱん(ibapan)》あんバター ワンベーカリー(茨城・桜川市) 幅広い世代から支持

茨城新聞
2023年5月5日

ワンベーカリー(茨城県桜川市)は「シンプルで飽きのこないパン」がコンセプト。菓子パンなら甘過ぎず、総菜パンなら塩気が強過ぎずと、程よい味付けを心がける。「毎日食べたいと思ってもらえたらうれしい」とオーナーの笠倉朋美さん(37)。

店内に並ぶ15~20種類のパンは全て、笠倉さんが一人で製造する。早朝の開店時間に合わせ、夜通し仕込みや焼き上げに励む日も少なくない。「朝早くから開いていて助かる」という来店客の声が原動力になっている。

就職先のスーパーで、パン製造部門に配属されたことがきっかけで、パン作りに魅了された。退職後はつくば市内のパン屋で約10年修業し、2019年に地元桜川市に自身の店をオープン。22年にイートインスペースのある現在の場所に移転した。

人気商品は、ふんわりとした食パン生地の丸形パンに、無塩バターとつぶあんを挟んだ「あんバター」(250円)。バターの風味が甘さを引き立て、子どもからお年寄りまで幅広い年代が買い求めるという。食パンにクリームチーズを挟んで表面を香ばしく焼き上げた「チーズトースト」(150円)や、もちもちとした食感の「プレーンベーグル」(160円)は笠倉さんのお薦めだ。

桜川市犬田1793の4
定休は月~水曜
営業時間は午前7時~午後3時(売り切れ次第終了)
(電)0296(73)6500
※4月以降、一部商品に値上げあり。