《茨ぱん(ibapan)》「焼きあげカレーパン」 溶岩窯パン工房Makapan(桜川市) サクッと食感楽しむ

茨城新聞
2021年2月5日

桜川市の「溶岩窯パン工房Makapan(マカパン)」。「焼きあげカレーパン」は揚げたてが好評。自家製の生パン粉をまとい、サクッとした食感が楽しめる。中身はカレーと、カレーに欠かせない福神漬けが入る。「よりカレーらしさを追求した」と店長の飯島正美さん。

社会福祉法人筑紫会が営む同店は2012年オープン。障者者の就労を支援する同会「真壁授産学園」(吉原大樹施設長)の利用者がカレーパンを注文を受けてから揚げるなど、パンや菓子作りに励んでいる。溶岩窯で焼くパンは「短時間で火が通るため、中に水分が閉じ込められもっちりと出来上がる」。

市外からも目当てに買いに来るという「もっちり食パン」=同右奥=はオープン当初から根強い人気の自信作。「愛情たっぷりクリームパン」は毎日、県産卵を使ってカスタードクリームを作っている。桜川市産小麦「ユメシホウ」で作る焼き菓子のフィナンシェ=同右=は地元を盛り上げたいと商品化した。同市産の福来(ふくれ)みかんを生地に混ぜたクッキーも。同学園が手掛けるコーヒーはテークアウトやドリップパックで販売する。新型コロナウイルスの影響でイートインコーナーは休止している。

桜川市真壁町塙世183の3
定休は日曜・月曜
午前10時~午後5時(なくなり次第終了)
(電)0296(54)1183

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