官邸表敬　茨城・古河桃まつり、首相にPR　3月18日から

茨城県古河市で来月開幕する「第47回古河桃まつり」をPRしようと、観光大使「古河桃むすめ」ら市関係者が24日、首相官邸を訪れ、岸田文雄首相に桃の花を贈った。

表敬したのは古河桃むすめの田中佑佳さんら6人をはじめ、市観光協会の渡辺勉会長など関係者ら。永岡桂子文部科学相(衆院茨城7区)と加藤明良氏(参院茨城)も同行した。

古河桃まつりは3月18日～4月2日の16日間、同市鴻巣の古河総合公園(古河公方公園)で開かれる。コロナ禍の影響で、全面開催は4年ぶりとなる。

永岡氏は「古河の桃の花は春の風物詩。桃むすめがしっかりとまつりを盛り上げてくれる」とPR。渡辺会長も「水戸の梅、古河の桃として知られる。今年は通常開催でき、喜んでいる」と話した。

桃の花を受け取った岸田首相は「一つ一つの取り組みが(コロナ禍から)日本の社会を一歩一歩、平常に取り戻す。まつりで地域の活性化につなげてほしい」とエールを送った。